肢体不自由とは、上肢・下肢・体幹機能の障害によって日常動作が困難な状態をいいます。仕事で悩みを抱える人もいる一方、働きやすい環境を整えている企業は多くあります!
この記事は就職や転職を考えられている肢体不自由の方に向けて、企業選びのポイントや使える制度について紹介します。キャリアアドバイザー(CA)による解説もありますので、ぜひ参考にしてください。
肢体不自由とは
肢体不自由とは、上肢・下肢・体幹機能の一部または全部が欠損したり動かないことによって、「立つ・座る・歩く・食事・物の持ち運び・衣服の着脱・字を書く」といった日常動作が困難な状態をいいます。
肢体不自由の状態は障害のある部位や程度により個人差が大きいです。見た目からは障害が分からず日常生活がさほど難しくない人、杖や車椅子を使う人、介助を必要とする人まで多岐に渡ります。
先天的に肢体不自由の方もいれば、生後の事故や怪我など後天的に受傷する方もいらっしゃいます。
障害の程度によって、障害者手帳を取得し適切な福祉サービスを受けることが可能です。肢体不自由の等級は1級から7級まであります。
働く上では障害の受容と、必要な配慮を他者にわかりやすく伝えることが必要になります。
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肢体不自由のタイプ
一般的には「肢体不自由」は「上肢機能障害」「下肢機能障害」「体幹機能障害」を指しています。上肢と下肢にそれぞれ障害をお持ちの方もいらっしゃいます。詳しく見ていきましょう。
上肢機能障害
上肢障害とは肩から各関節を含む手指までの範囲に障害があることを指します。
ものをつかむ・持ち上げる・支えるなどの日常的な動作・運動や、手指を細かく動かす複雑な動作を行うことができない状態が続く場合、上肢障害と診断されます。上肢障害は、上肢に当てはまる部位に欠損があるもの(欠損障害)以外に、関節の変形により痛みが出たり、可動域に制限が生まれる「変形障害」や関節の可動域が制限され、屈曲・伸展などの動きができない状態や、麻痺などにより筋力が通常よりも少なく、動作に制限が生まれる「運動機能障害」などに分類されます。
見た目からは分からず、周囲からサポートを受けづらいといったことも起こり得ます。
指が動きづらいなどタイピングの仕事には支障が出ることもありますね。
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下肢機能障害
下肢機能障害とは、股関節から膝関節、足の踵(かかと)からつま先にかけて欠損、変形、機能及び短縮障害を起こしている状態です。
下肢の機能は立ったり、歩いたり、段差の昇り降りや座るなど日常生活の基本動作を司ります。
下肢障害をお持ちの方は脚の曲げづらさ歩きづらさを伴うこともあり、それを補うために車椅子や杖・義足を利用したり、人工関節を挿入したりする方もいます。
数メートルの歩行は問題がなくても、長距離を歩くと痛みが出る方もいらっしゃいます。
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体幹機能障害
体幹機能障害は胴体の体幹部分(頸部、胸部、腹部及び腰部)の異常・損傷などで日常の動作や姿勢の維持が困難な状態です。
体幹機能障害とは、体幹の異常・損傷により、姿勢の維持や日常動作に困難が生じる障害です。
目に見える運動機能の困難だけでなく、体温調整や発生・呼吸、嚥下(えんげ)や痰(たん)の処理がうまくできないといったこともあります。
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上下肢機能障害
上肢と下肢に両方に障害をお持ちの場合、上下肢機能障害と呼ばれるケースもあります。
たとえば、脳の疾患などで左半身に麻痺がある、先天性の難病のため上下肢の運動機能と嚥下機能の低下がみられるといったケースが当てはまります。
障害者手帳では上肢と下肢、体幹機能のそれぞれの障害が複合して最終的な等級が決まります。
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肢体不自由の方が抱える仕事の悩み
それでは肢体不自由の方は働く上でどのような悩みを持たれるでしょうか。DIエージェントに寄せられたお悩みも踏まえてご紹介します。
通勤や社内の移動に苦労する
まず肢体不自由の方にとって障壁になるのは「移動」に関してです。
歩行や姿勢の維持が困難なため電車やバスでの通勤に苦労することもあるでしょう。無理をして長距離を移動することで痛みや疲れが出やすいです。また、社内ではレイアウトが狭く車椅子の旋回のスペースがない、会議室などへの移動が多く苦労するといった困りごともしばしばおこります。
車椅子で行動が制限される
特に車椅子に乗っている場合、段差や階段を超えるのが大変でしょう。広く手すり付きの多目的トイレを必要とする場合もあります。
車椅子を利用されている方や上肢障害の方にとっては手の届く範囲が限られるため棚の上や床に落ちたものをとるのも困難になる時もあります。
参考:「さまざまな人がいます ともに生きる社会をめざして交通バリアフリーを学ぼう」
体調管理が難しい
体調管理にも困難が付きまといます。
たとえば手足が動かしづらいと服の着脱がしづらく温度調整が難しく、オフィス内の冷暖房には注意が必要です。
脊髄損傷などが原因で体幹機能障害を持つ人は、体温調節が困難で熱中症にかかりやすい傾向にあります。
また下肢機能障害の人はエコノミークラス症候群を生じやすいこともあるでしょう。
できる仕事に限りがある
そして身体に負担がかかる仕事の選択は難しく、仕事内容にも制限が出てくる場合も残念ながらあります。たとえば、危険な機器を扱う工場や高所での現場作業が多い仕事場では安全の観点から肢体不自由の方を採用できないといったことです。または訪問で移動の多い営業職の場合も採用されることは難しいでしょう。
しかし肢体不自由があってもできる仕事はたくさんあります。できないと判断せず、ご自身の強みを活かせる可能性を探っていきましょう。
たとえば「営業職」志望される方にとって、コロナ禍でオンライン営業も可能になってきた現在、新たなチャレンジをしたい方にとっては追い風かもしれません。また「電話業務をメインとしたインサイドセールス」「営業アシスタント」や「営業ツールの販売会社」などと軸をずらすことで可能性を広げられます。
周囲の配慮に引け目を感じてしまう
特に障害が外見で分かる場合、周囲が過度な配慮をし、それを引け目に感じる方も一定数いらっしゃいます。「本当はもっといろんな仕事ができるのに」「この仕事量では物足りない」など本当にしたいことを言い出せず、辞めてしまうケースは少なくありません。
就職・転職活動では適度な配慮をしてくれる企業なのかを見極める必要があります。
反対に目に見えない障害のために配慮が得られず、過剰な仕事量を任されたために症状が悪化し退職を選ばれたというご相談もありました。
働きやすい企業を選ぶポイント
ここまでご紹介してきた悩みを解消し、働きやすい企業を選ぶためにはどうしたらいいのでしょうか?障害者雇用のプロの目線から解説していきます。
障害者手帳を取得されているのであれば、「障害者雇用枠」での就職が安心できておすすめです! 「ちょっとの配慮があれば働ける」という意欲的な方を企業は採用したがっています。
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通勤時間・手段に選択肢がある
まずは移動に関する問題をクリアにしましょう。
ラッシュを避ける時差出勤、フレックスタイム制、車通勤、在宅勤務ができる企業が多く存在しています。これらの制度は事前に確認しておくと安心です。
たとえば在宅勤務OKでも「初日からフルリモート可能」「研修期間の3ヶ月は毎日出社」「週2日の出社が必須」など条件は会社によって様々です。
快適に働ける環境がある
過度な配慮に引け目を感じてられる方もいますが、困ったときに助けを求められる職場は安心して働けます。障害者雇用枠での採用やこれまで肢体不自由の人を採用した経験のある企業では、障害の特性を聞き入れてもらいやすい場合があります。
意外と知られていませんが…特例子会社や自社ビルを近年建て替えたオフィスはバリアフリー環境が揃っていることが多いので要チェックです!
肢体不自由の方におすすめの仕事
続いて、仕事内容・職種や働き方についても見ていきましょう。
障害部分への負担が少ない仕事
まずは何より「障害部分への負担が少ない仕事」を選びましょう。負担がかかる仕事だと症状の悪化のリスクがあります。
たとえば下肢機能障害・体幹機能障害の方は移動が少なく「椅子に座っていればできる仕事」がおすすめです。具体的には事務職、パソコン入力、エンジニア、デザイナーなどが挙げられます。
事務職であっても「コピー機までのちょっとした移動が多い」「ファイリング作業で背の高いキャビネットに物を出し入れすることが頻発しないか?」などを細かくチェックしておきたいですね。
上肢機能障害をお持ちの方はタイピングスピードがネックになりがちですが、ゆったりとした環境で事務職に就かれる方は多数いらっしゃいます。
またコールセンターなどの対人のお仕事もヘッドセットマイクを使用したり、片手が使えるようであればペンタブレットなどを用いてデザイナーとして活躍することも可能です。
語学力があれば通訳・翻訳などのお仕事でも活躍できたり、ツールやプラスαのスキルでハイキャリアを目指すことも夢ではありません。
在宅でできる仕事
通勤や移動に不安を抱える場合は「在宅勤務(テレワーク)可能」な企業が最適です。
目に見える障害の場合、社員やお客様の視線が気になるといった問題を解消できるのもメリットとして人気があります。新型コロナウイルス感染症の流行以降、在宅勤務可能な企業が増えているのでみなさんにとっても追い風となるでしょう。
一方で、求人数に対して応募の倍率が激しく、また切り出された業務が中心となるため賃金も通勤型に比べやや低くなる傾向があります。
会社の外で働く「在宅ワーク(テレワーク・リモートワーク)」が広がっています。 障害をお持ちの方にとっても「通勤の負担が減る」「自分に合った環境で仕事に集中できる」などのメリットがたくさんあります。 一方で「求人や給料は?」「コミュニケー[…]
利用したい就職・転職支援やサービス
理想の企業・働き方に向けて具体的に準備を進めたいと思われた方は、様々なサービスもあるので有利に就職・転職を進めてみてください。
ハローワークの専門援助部門
ハローワークとは公共職業安定所のことで、全国の都道府県に設置されています。
公的なサービスで障害のある人の就職をサポートする専門窓口も用意されているので、お仕事探しをするなら「まずはココ!」という障害をお持ちの方が多いです。
地域密着のお仕事紹介に強いですね。全国の在宅ワークOKの企業を希望される方は他の手段も検討してみてくださいね。
ハローワークは、求職者・事業者双方への情報提供、雇用保険手続きや助成金事務など、様々なサービスを行っている国の公的機関です。 この記事では、ハローワークでできることや利用手順、メリット・デメリットを解説します。また、障害をお持ちの方がハロ[…]
地域障害者職業センター
地域障害者職業センターとは、障害者向けの専門的な職業リハビリテーションサービスを提供しています。
ハローワークとの連携もあったり、企業に向けて障害理解の啓発・定着支援のアドバイスや派遣(ジョブコーチ)をおこなったりしています。
お近くのセンターをお探しの方は地域障害者職業センター全国一覧からお探しください。
地域障害者職業センターとは障害をお持ちの方と働く場所の双方を支援している施設です。これからお仕事探しをしようと考えている方も相談ができる場所です。この記事では、地域障害者職業センターの概要や受けられる支援内容・利用方法などを紹介していきます[…]
障害者就業・生活支援センター
障害者就業・生活支援センターとは地域に根差し就業面と生活面の相談・支援を行う機関です。2021年4月時点で336センター設置されているのでアクセスがしやすいでしょう。
障害者就業・生活支援センター(通称:なかぽつ/就ぽつ)とは障害をお持ちの方の職業生活の自立を目的とした支援機関です。 この記事では障害者就業・生活支援センターの概要、利用方法と流れ、支援の内容などについて詳しく解説していきます。どのような[…]
就労移行支援事業所
「就労移行支援事業所」は障害のある人の社会参加をサポートする就労支援サービスで、一般企業への就職をサポートします。就労経験がない方はビジネスマナーを身に付けたり、初めて障害者雇用枠を受ける方はどのように障害を説明したら企業に受かりやすいかなどのアドバイスがもらえます。
「ワークイズ」のような在宅型の就労移行支援も増えてきているので、ますます便利になっています。
障害者のための「就労移行支援」を知っていますか? 就職・仕事の復帰に向けた準備ができ、条件によっては無料で受けられるサービスです。今回は「就労移行支援」の制度や基礎知識についてやさしく解説していきます。 就労移行支援とは 就労移行支[…]
就労移行支援事業所の通所を考えている方。どのようなポイントで施設を選びますか? 通いやすさ、プログラムの内容や雰囲気や支援員との相性…… より良い就職のために自分にマッチした事業所選びは欠かせません。 さらに最近では在宅訓練も可能な事[…]
障害者向け就職・転職サービスを行うエージェント
ぜひ頼っていただきたいのが、障害者専門で就職・転職サービスをおこなうエージェントです。ハローワークでは見つからないような優良企業の求人情報を持っていることも多いです。
「自分と同じ障害を持った方はどんな企業に採用されているのか?」「年収アップのために給料交渉をして欲しい」「応募書類や面接でどのように障害説明をすればいいのか、フィードバックが欲しい」など、専属カウンセラーが就職・転職活動全般をサポートし、これらのサービスは全て無料です。
特にDIエージェントでは丁寧なキャリアカウンセリングをおこなった上で、希望のキャリアを叶えるお手伝いをいたします。また在宅ワークの求人のご紹介も自信があります!
障害者枠で転職を検討中の方の中には、ハローワーク、求人サイト、転職エージェント等、色々な手段がある中で、何をどう活用したらいいか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 本記事では、その中でも特に転職エージェントをおすすめする理由[…]
DIエージェントではどのようなアドバイスが受けられるの?
キャリアカウンセリングで実際に皆様にお伝えしているようなアドバイスをお知らせします。
CAよりひとこと
最近はWeb面接が増えています。
目に見える障害は企業の方も働くイメージしやすく、積極的に採用をしたがるものですが、いざオフィスに出社してみると「執務室の通路が狭くて移動ができない」「気を遣われすぎてしまってお仕事が少ない」のようなお互い「こんなはずでは!」が起こりがちです。
だからこそ、障害の状態を書類で、面接で丁寧に伝える。これだけでライバルに差を付けられます。
就職・転職活動ではすっかりおなじみになった「Web面接(オンライン面接)」。 「これから初めてWeb面接を受けるけどどうしたらよいのだろう?」「対面とは違ってなんだか苦手」と思う方もいるのではないでしょうか? 今回は基本的なWeb面接の[…]
キャリアアドバイザーが添削した応募書類例
【受傷のきっかけ】
20XX年の交通事故にあい左腕・左足に麻痺が残りました。障害は固定されており、進行性ではありません。
【上肢の障害について】
- 利き手は右腕で書字は問題なくおこなえます
- 左腕を胸以上の高さに上げづらい状態です
- タイピングは両手でブラインドタッチができます タイピングスピード:●文字/分
【下肢の障害】
- 手すりや掴むものがあれば安定して立ったり座ったりができます
【配慮事項】
- 1.0kg 以上の重い物を持つ、高い位置への荷物の上げ下げはご配慮いただきたいです
- リハビリのため、月1回の通院のためお休みをいただきたく存じます
- 手すり付きのトイレを利用させていただきたいです
※個人情報保護のため一部情報を改変しております
残業時間やバリアフリー環境など企業に聞きづらいことがあれば、エージェントが代わりに聞くこともできます。
DIエージェントの求人例
2021年9月現在であればこのような好条件の求人も…!!

上肢障害・下肢障害をお持ちの方の採用実績がある企業様で障害に理解があります。
在宅ワークにも関わらず年収は最高381万円までと高水準! 大手有名企業のグループ会社で応募が殺到してしまう可能性もあるため、非公開求人となっています。
ピンと来た方はすぐにご相談ください。
DIエージェントの転職成功例
肢体不自由は「見た目」から障害がわかる場合も多いです。そのため周囲からの視線が気になったり、本当はもっと仕事を頑張りたいのに気を遣われすぎてしまうといったお悩みをお持ちの方も多いです。そのような場合、DIエージェントでは……
障害への理解が進んでおり、フラットに仕事を任せてもらえる企業様(フルリモート)をご紹介しました。「お仕事への前向きさ」を評価していただき、50代半ば・地方在住という壁も乗り越えました。
インタビューはこちらからお読みいただけます▼
今回の内定者速報は、九州在住でご年齢の壁も越えて、東京の企業にフルリモートのお仕事が決定したTさんにお話を伺いました。 ご登録からわずか約2ヶ月で内定に至るまでのエピソードの背景にある、Tさんのひたむきな思いをぜひお読みください。 Tさ[…]
まとめ
目に見える障害でも目に見えない障害でもそれぞれ異なる苦労も多い「肢体障害」。
「障害があるから理解してもらうのは難しい」と諦めるのではなく、サポートを受けつつ、働きがいのある会社でキャリアアップ・年収アップを叶えたり、ワークライフバランスを実現させることも夢ではありません。コロナ禍をむしろチャンスと捉えて、理想を現実にしましょう!
DIエージェントへもぜひお気軽にご相談ください。

社会福祉士。福祉系大学を卒業し、大手小売店にて障害者雇用のマネジメント業務に携わる。その後経験を活かし(株)D&Iに入社。キャリアアドバイザーを務めたのち、就労移行支援事業所「ワークイズ」にて職業指導・生活支援をおこなう。