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障害者の方が就活・転職活動時に注意するべきポイントは?|就活の流れも合わせて紹介

障害者の方が就職・転職活動を進めていく場合、一般的な就職・転職活動とは違ったポイントがいくつかあります。事前にそれらを押さえておくことで、スムーズに活動ができるようになるでしょう。
今回は障害者の方が就活・転職活動する際のポイントや、基本的な就活の流れを紹介します。
これから仕事を探そうと思っている人はぜひ参考にしてください。

障害者の方が就活・転職活動を始める際の進め方

まずは障害者の方が就活・転職活動を始める際の、大まかな進め方をチェックしていきましょう。

自己分析をする

まず行うべきことは自己分析です。あなた自身の希望や強み、適性などを客観的に整理してみましょう。仕事に対する向き不向きが分かるようになります。
働く目的や働くうえでの優先順位は人それぞれ。障害に配慮してもらえる環境を第一に考える人もいれば、スキルアップや収入向上などを優先したい人もいることでしょう。働く目的やそれぞれの優先順位によって、具体的な働き方や仕事内容は変わってきます。
またあなたの強みや弱み、持っているスキルなども分析し、紙に書き出してみると思考が整理できるようになります。

求人検索(業界、企業研究)をする

次に自己分析の結果を踏まえて、希望する求人を探しましょう。働きたいと感じた求人が見つかったら、業界や企業研究をします。
例え同じ業界や職種であっても、企業によって社風や求められる能力は異なるもの。企業研究を行うことで、企業の採用したい人物像をつかめるようになります。あなたの性格や強み・弱み、そして自分のスキルに合った企業を選んでいきましょう。

求人先への応募(一般枠か障害枠にて応募)をする

最後は求人先への応募です。履歴書や職務経歴書などの応募書類を準備して、企業ごとに指定された方法で提出します。
ほぼ全ての企業では面接が行われるため、事前に面接練習をしておきましょう。志望動機や自己PRなど、面接本番で想定される質問事項に沿って、答えられるように何度も練習をします。
最終面接に合格し、納得のいくオファーを得られたら無事に就活・転職活動は終了です。

障害者の方が就活・転職活動で注意すべきポイントは?

障害者の方が就活・転職活動を行う場合、注意すべきポイントがいくつかあります。障害者手帳は使った方が良いのかどうか、そして自己分析や自己PRを上手に行うための方法などです。
障害のある人が就活・転職活動中に抱えやすい主な困りごとと合わせて、一つずつ見てきましょう。

障害者手帳は使ったほうがいいか、使わないほうがいいか?

障害のある人が働く際、気になることの一つが障害者手帳を使った方が良いのかどうかということ。手帳を使用して働くことを障害者枠での就職(就労)、そして手帳を使わないで働くことを一般枠での就職と呼びます。

それぞれにメリットとデメリットがあるので、一つずつ見ていきましょう。

障害者手帳を使うメリット

まずは障害者手帳を使うメリットです。手帳を使って働くということは、障害者枠で働くということ。つまり企業側はあなたが障害を持っていることを理解した上で、採用するということです。
障害者雇用を行う企業は障害者の方が安全に、そして安心して働けるように可能な範囲で配慮をすることが義務付けられています。
通院日に合わせて休暇が取得できる、時差出勤を許可してくれるなど、体調の安定を図るために必要な配慮を受けることができます。

障害者手帳を使うデメリット

手帳を使った障害者枠での雇用は一般枠での雇用と比べて、どうしても求人数は減ってしまいます。
正社員や専門職の求人も比較的少ないため、待遇面やキャリアアップに強いこだわりがある方にとって選択肢は限られているかもしれません。

障害者手帳を使わない(一般枠で就職する)メリット

障害者手帳を使わないメリットは、全ての求人にエントリーできることです。
障害者枠による制限がないため、希望する業界や職種、働き方などに応じた仕事に応募ができます。

障害者手帳を使わない(一般枠で就職する)デメリット

障害があることを言わずに就職・転職をするため、障害に対して企業から配慮を受けることは困難です。障害を理由に難しい仕事を頼まれても断れず、無理をすることで体調を崩す可能性もあるでしょう。
通院に合わせて休日が取れなかったり、体調を崩しても休みや休憩を取りにくかったりといったことも考えられます。
また「障害が知られてしまうのではないか」と、常に不安を抱えて仕事をする人も少なくありません。

自己分析や自己PRを上手に行うには?

ほとんどの面接で聞かれるのが自己PRです。面接官に好印象を持ってもらえる自己PRをするためには、自己分析は欠かせません。続いては自己分析や自己PRを上手に行うための方法を紹介します。

しっかりとした自己分析が、より良い自己PRにつながる

自己分析をしっかり行うと、今まで気が付かなかったあなたの特性が見えてきます。特性を客観的に捉えることで、自然と面接でアピールすべきポイントも分かってくることでしょう。そのため自己分析はとても大切な作業なのです。
あなたにとっての働く目的や理由、性格、強みや弱み、持っているスキルなどを一つずつ丁寧に整理してみてください。

自分の障害について聞かれた場合の答え方は?

障害者雇用枠の面接では、あなたの障害について必ず聞かれます。企業がどのようなことに配慮すれば入社者に長く働いてもらえるのかをを知りたいためです。
伝える際のポイントは、「障害の関係上できないことや苦手なこと」「自分で行っている対処」「配慮してほしいこと」をセットで伝えること。単にできないことを述べるだけでは相手が懸念してしまいます。下記のように「自分でも工夫や努力をしている」姿勢を見せると好印象につながります。

《例》
発達障害の特性で、口頭での指示を記憶にとどめておくことが苦手です。こまめにメモを取るようにしていますので、指示をいただく際はメモ取りの時間をください。

自己PRでは、仕事に活かせる自分の強みを伝える

自己PRをする際は、具体的に応募先の仕事に活かせるあなたの強みをアピールしましょう。単に「自分の強み」を話すだけでは、応募先の企業によっては響かない可能性もあります。企業が求めていそうな能力・人物像をイメージしたうえで自分のスキル・経験をPRすることが大切です。

障害者の方が、就職・転職活動中に困難に感じてしまうことの

一般的に障害者の方が就職や転職活動をする際、どのような困難を感じるのでしょうか。主なものを全部で5つチェックしていきましょう。

書類作成などの準備がなかなか進まない

就職・転職活動の際には必ず履歴書や職務経歴書などの書類を作成する必要がありますが、中には記入する内容に強くこだわってしまう人もいるようです。また、「障害についての説明」を書くなど、一般的な就職・転職活動にはないステップがあるため戸惑う人もいます。

伝えたいことを上手く表現できない

初めて会う面接官に、自分の障害や希望する配慮について説明することに苦手意識を感じる方もいます。障害に関する知識があまりない面接官の場合には、一から説明をする必要がありますのでさらにハードルが上がります。障害者枠特有の難点といってもいいかもしれません。

計画的な行動が苦手

就職・転職活動では自己分析や企業研究、書類作成、応募と、たくさんのプロセスを踏まなければいけません。スケジュールを立てて、計画的に動く必要があります。
計画を立てて行動することが苦手な人の中には苦戦してしまう人もいることでしょう。

自分に合わない企業を受けてしまう

自分に合わない企業を受けてしまう人もいるようです。特に初めて障害者枠で就職・転職活動をする人の場合、勝手がわからないことから、とりあえず大手企業に応募しようとしてしまう人がいます。もちろん大手企業の安定性などは魅力ですが、大事なのは自身の障害について適切に理解してもらい、自身のスキル・経験が評価され、自分に合った働き方ができることです。

その他の困難に思うことの例

上記の他、障害者の方が就職・転職活動中に困難に思うことは次のようなものがあげられます。

  • 希望する条件に合う求人が見つからない
  • 選考でお見送りになったが、理由や対策がわからない
  • 現職と就職・転職活動の両立
  • 体調のコントロール

障害者の方が就活・転職活動を成功につなげるには

障害のある人が就活・転職活動を成功につなげるためには、次のことに注意すると良いでしょう。

自己分析や特性の理解を徹底的に行う

これまでに何度も述べてきましたが、大切なのは自分の強み・弱みや障害特性を徹底的に理解することです。
ここで、過去にDIエージェントを利用して転職をされたSさんの事例をご紹介します。

《Sさん 40代男性/ADHD》
Sさんは、状況に合わせた臨機応変な対応を苦手としていました。彼は、収入向上を第一に考え、人と接することが好きだったことから、前職は飲食店の店長として働いていました。しかし、リーダーに昇格すると同時に店頭での接客からスタッフへの指示出し、アルバイトの採用業務などの仕事に追われて疲弊してしまい、自分に合った働き方をするために障害者雇用枠で転職しました。
その後、収入よりも障害への配慮をもらえることを優先して障害者枠で転職。転職先では総務部のアシスタント業務を担当し、人当たりの良さやルーティンワークを正確にこなせる強みを社内で評価され、やりがいを感じながら働いています。

仕事開始後のミスマッチをなるべく解消するためにも、「転職で何を大事にしたいか」といった優先順位付けや自己分析は大切です。

支援機関等の利用も方法の1

自分一人では自己分析が上手くできないという人は、支援機関を利用するのも一つの方法です。
客観的な立場、そして専門的な立場から的確に、あなたの特性や強みを分析してくれるはずですよ。

就活・転職活動に役立つ支援機関

障害のある人が就職・転職活動をする際は、支援機関を利用するのがおすすめです。
支援機関を上手に活用することで就活・転職活動自体がスムーズに進むだけでなく、採用後の生活も上手く行く可能性が高まります。

民間のエージェントを利用する方法も

支援機関の種類はさまざまですが、民間のエージェントを利用する方法もあります。
登録をすると専任の担当者が付き、これまでの経歴や希望する条件などを丁寧にカウンセリング。客観的な立場からも、あなたにぴったりな仕事探しのアドバイスをしてくれます。
面接や履歴書作成などのアドバイスもしてくれるので、効果的に就職・転職活動を進めて行けるでしょう。

まとめ

障害者の方が就職や転職をする際に大切なのは自己分析です。仕事をする理由は何か、そしてどのような特性や強み・弱み、得手不得手を持っているかを改めて振り返り優先順位をつけていくことで、自分に合った企業を見つけられるでしょう。

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