【サンプル・フォーマット付】簡単♪障害者雇用枠の「職務経歴書」の書き方|バイトや職歴なしのケース別解説も

転職活動で必要な「職務経歴書」
履歴書のようにフォーマットが決まっていないため、「書くのが難しい」と感じる方も多いと思います。
今回は基本的な職務経歴書の書き方を「サンプル」や豊富な例文をもとに解説。初めての転職や職歴に自信がない方でも簡単に書けるようになります!「書類添削」の実績多数なキャリアアドバイザー(CA)によるアドバイスもあるのでぜひ参考にしてください。

「職務経歴書」とは? サンプルで確認!書き方のポイント

職務経歴書とは転職活動で必要になる応募書類です。
障害者雇用枠での転職だと、「履歴書」「職務経歴書」「障害者手帳のコピー」の3点セットが必須になります。
職務経歴書にはこれまで経験してきた仕事とその内容を詳しく書きます。どのようなスキルをもっているかを示し、応募先の企業でどう活躍してもらえるかをイメージしてもらうための説明資料です。

履歴書・職務経歴書は書類選考でジャッジされる大事な書類です。
またここに書いた内容をもとに面接が進められるので、「ただ書けばよい」のではなく、内定に近づくためにポイントをおさえて書くことが重要です。

サンプルを見ながら、職務経歴書に書く内容を見ていきましょう。

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障害者雇用枠での履歴書の書き方

書き方の例(職務経歴書のサンプル)

事務職の職務経歴書サンプル画像
※画像をクリックすると拡大します

こちらは「事務職(営業アシスタント)」を経験した方の職務経歴書の書き方の例です。

 
CA

「改行なしの長文」や「箇条書きだけ」では読みづらいです。
図や表などの機能を使って、見やすい職務経歴書をデザイン面も配慮しましょう。
職務経歴書は「書類作成スキル」もチェックされていますよ!

では「職務経歴書には何を書くのか、どんな構成か」をおおまかに確認しましょう。

職務要約

最初に「職務要約」を書きます。
これまでの仕事の経験を3~5行程度で記します。
「なぜそうなったのか」「どんなことを軸にスキルを伸ばしてきたのか」ストーリーがわかるような職務要約が望ましいですね。

職務経歴

1社毎またはキャリア毎に「職務経歴」を列挙していきます。

基本の内容は以下の通りです。

  • 企業名、企業規模、業種
  • 雇用形態(正社員/派遣社員/業務委託/パート・アルバイト)
  • 所属部署
  • 職種
  • 経験年数
  • 具体的な仕事内容
  • 肩書やポジション(あれば)

業務内容

仕事内容については文章でも箇条書きでも構いません。
具体的に、客観的に書くことを意識してください。

【NG例文】
事務を一生懸命がんばりました

【OK例文】
●●という会計ソフトを使用し、伝票整理・経費精算・決算書作成の補助を担当しました。

たとえば「事務」といってもその内容は様々。簡潔に書くことは大切ですが、担当した業務を細分化して「どの範囲の」「どんな仕事を担当したのか」がわかるようにしてください。

また件数や頻度・期間、金額等の数値が示せると相手にも伝わりやすいです。

【OK例文(箇条書きの場合)】
●担当:営業アシスタント
●商材:幼児向け教材 (単価:150,000円)
●仕事内容:
・顧客リストの作成、更新
・テレアポ コール数 80件/日(平均)
・企業調査、レポーティング
・営業資料作成
・庶務

デスクワークを志望している方は、パソコンスキルや使用ソフトも併せて書いてください。
エンジニアの場合は使用言語も詳しく書きましょう。
タイピングスピードの速さや自分で学んだことを記入してもアピールになります。

 
CA

DIエージェントのご登録者様には「PCスキルチェックシート」を用意しています。
スキル毎に内容が列挙されており、初級/中級/上級などを先方にわかりやすく伝えられます。

資格・受賞歴など

資格や受賞歴は客観的にあなたの実力を示すことができます。
仕事の内容と関連性の高い資格を取っている場合はぜひ書いてみてください。面接ではなぜその資格を取ろうと思ったのかを聞かれることがあります。
また社内外のコンテストなどでの受賞歴があればそれもPRになります。その際、何人中何位だったのかがわかるとよいでしょう。受賞のために努力したことなども併せて書いてみてください。

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自己PR

自己PR「ただの自慢」にならないように、簡潔に(2~3行程度)書くように心がけます。
「ホスピタリティ」「傾聴力」などと小見出しを付けてもよいでしょう。ただし曖昧になりがちなので、具体的にどのような行動をしたのか、どんな結果(具体的な数値や相手からのフィードバックなど)が出たのかを書いてみてください。

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特記事項:障害配慮など

その他、履歴書や職務経歴に書ききれなかったことがあればここで補足します。
また、障害特性で働く上で配慮してほしいこともこちらに書くことも可能です。
「どんな場合に」、「自己対処はどのように行い」、「どんな対応をして欲しいのか」を、会社で働く上でのシーンを想定して書きましょう。

 
CA

DIエージェントを利用して選考に臨む場合、応募先への障害の事前説明はこちらでおこないます。多くの方がつまずくところなので障害の書き方に迷った方は、ぜひエージェントの活用も考えてみてくださいね。

ステップ別:簡単な書き方

ではどのように「職務経歴書」を書いていけばよいでしょうか。
DIエージェントのキャリアアドバイザー(CA)がスラスラ書ける「職務経歴書」の書き方を教えます。

キャリアの棚卸しをする

まずは自己分析をします。
「職務経歴書」を書くにあたっては、「内面的」な自己分析ではなく、キャリア・仕事の棚卸しをしていくことが重要です。

社会人になってからのふりかえりをして、経験をすべて書き出してみてください。
それから、時系列やキャリア毎に整理をしていきます。

時系列に書く/キャリア毎に書く

それでは「職務経歴書」に落とし込んでいきましょう。
書き方としては2パターンあります。「時系列」で書く方法と「キャリア毎」に書く方法です。

時系列

過去から現在までの経験を年表のように時系列に書いていきます(編年体形式)

また現職(前職)と同じ職種に転職するなど、キャリアの連続性がある方は「直近の経験」を最初に書いて、現在から過去へと書き進める方法もあります(逆編年体形式)
「直近の経験」をより強調したい時に効果的です。

キャリア毎に書く

いくつかの職種を経験した方は、似た職種・経験をまとめて列挙していく方法があります。
たとえば「事務」と「営業」を経験した方は、このように書くことができます。

【書き方例】
≪営業≫
  • A社にてインサイドセールスを経験。~~~~~
  • B社にてフィールドセールスを経験。チームリーダーとして、5名のマネジメントも経験。
≪事務≫
  • A社にて営業アシスタント事務を担当。~~~~~。
  • C社にて総務一般事務を担当。~~~~~~

フォーマットを使う

ワープロで1から書いても構いませんが、簡単に準備したい場合は既存のフォーマット(テンプレート)を使うとよいでしょう。
「職務経歴書 フォーマット」「職務経歴書 テンプレート」などで検索すると、無料でフォーマットがダウンロードできるサイトが出てきます。ご自身の経験に合ったものを選んでみてください。

インターネット上で必要事項を入力するだけで、より簡単に職務経歴書の形に落とし込んでくれるようなWebサービスもあるので、活用してみてください。(例:ヤギッシュ

ここでは最もシンプルなD&Iオリジナルのフォーマットもダウンロードいただけます。

フォーマットのダウンロードはこちらから

職務経歴書【フォーマット】(Word)※ここをクリックでダウンロードできます

コピー&ペーストをしたり幅や高さを変えたりして、書きやすいようにカスタマイズしてお使いください。

書類選考通過率UP!CAが教えるコツ

「書類選考の通過率をあげるにはどうしたらいいの?」「こんな経歴では書類選考すら通らないのでしょうか?」といったご相談は多くいただきます。
書類選考に落ちてしまうからと言って、どんどん加筆して長く・難解にしていく必要はありません。
基本的なことから見直してみましょう!

一番大切なことは志望先のポジションをもとに、企業が求めていることを理解し、それに答えていくように書くことです。

志望先にねらいを定めた訴求を!

 
CA

志望先で職務経歴書でアピールすべきポイントは変わってきます!

たとえば営業職や販売職を経験してきて「次の会社でも同じような業種に就きたい」と考えているのに「語学力があります」のようなアピールを延々と書いても、的外れになってしまいます。
「いくら売り上げたのか」などの実績(数字)を記載し、「次の会社でもこれだけの実績が出せそうだな」と採用担当者にイメージしてもらえるような書き方をしていきましょう。

PCスキルも見られています!

 
CA

採用担当者はあなたの経験だけでなく、表現力(文章力)さらにはPCスキルもチェックしています。

「職務経歴書」も基本はPCで書いていきます。
行揃えや太字化・着色などをして見やすい書類作成ができることを示したいものです。
読み手のことを考えるホスピタリティが必要となってきます。

よくある質問「アルバイト歴や訓練歴は書けるの?」

 
CA

ブランクがある方、第二新卒の方などは書くことをオススメします。

「職務経歴書の提出が必須なのに、経歴がなく書くことができない……」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
その際は、アルバイトの経験や就労移行支援所での訓練歴も書きましょう。「経験したこと・身に付けたこと」と「志望する職種や会社の特徴」「どのように活かせそうか」を結び付けて書けるとよいでしょう。
未経験や希望職種未定の場合も前向きな姿勢が伝わるようにします。

【例文】
任せていただいた業務に精一杯励みながら、勤めていく中で成長し、貢献して参ります。

提出前に最終チェック!

 
CA

誤字脱字、そして履歴書との齟齬はありませんか?

意外と多いのが、履歴書に書いてある職歴と職務経歴書に書いてある年月や内容がズレていること。2種類の書類を見比べてのチェックも欠かさずにお願いします。
誤字脱字は誰にでもあります。
Wチェックや、可能であれば周りの人にチェックしてもらえるとよいですね。もちろん支援機関やエージェントに見てもらってアドバイスをもらうのもよいでしょう。

エージェント経由での応募なら無料で書類添削が受けられる!

 
CA

迷ったり「難しい」と感じたら、プロに添削してもらうのが一番です

自分では「満足な出来になった」と思っても、第三者からみると意味が通じなかったり、読みづらかったりすることがあります。
もし身近に協力してくれる方がいたら、提出前に一度チェックをしてもらうとよいでしょう。

なにより「採用担当者はどんなことを考えているのか」「企業はどんな人を求めているのか」を知り尽くしているプロに見てもらうとより精度が高まります。

DIエージェント経由での応募をされる方には、就職・転職サポートの一環として応募書類の添削サービスも提供しています。一人で悩まず、ぜひ登録・相談をしてみてくださいね。

監修:高橋 平
障害者雇用コンサルタント、キャリアアドバイザー。
早稲田大学卒業後、(株)D&Iに入社。 障害者雇用ソリューション営業、転職キャリアアドバイザーと幅広い領域を担当。現在はHRソリューション事業部の副部長として、DIエージェントの責任者を務める。

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