オープンポジションとは?障害者雇用枠の求人はメリットがいっぱい

転職活動をしていると「オープンポジション」と書かれた求人・募集に出会いませんか? 意味を知らずになんとなく避けているのはもったいない!特に障害をお持ちの方は積極的に応募いただきたい特徴があります。

この記事では「オープンポジション」とはどんなものか、そのメリットや志望動機をどうしたらよいかまで、DIエージェントのプロの目線から解説していきますので、ぜひ選択肢を広げるために参考にしてくださいね。

オープンポジションとは

転職・就職の場で見られる「オープンポジション」とは、職種や職務内容を細かく限定せずに開かれた募集で、企業とのマッチ度や適性に合った人を採用する目的があります。応募者の経験やスキル、希望を会社の現状や既存のポジションなどとすり合わせて配属・仕事を検討します。

 
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「事務系オープンポジション」「工場配属のオープンポジション」など基本的なスキルや条件を限定した求人もありますよ。

一般的な求人と比較して何が違うのか見てみましょう。

\基本的な求人票の見方・探し方はこちらの記事をチェック/

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障害者雇用求人の見つけ方と求人票のチェックポイント

一般的な求人

東京海上アシスタンス株式会社の「電話オペレーター」障害者雇用枠求人票
▲クリックして求人詳細を確認(外部サイト:BABナビ)

求人サイトなどの求人票では「事務職:人事・総務」「データ入力」などと職種や職務範囲・業務内容を細かく規定されて「入社後、どこに配属されて、何をやるのか」がすぐにわかるような内容になっているものが多いのではないでしょうか。

オープンポジション求人

デジタルアーツ株式会社のオープンポジション求人
▲クリックして求人詳細を確認(外部サイト:BABナビ)

一方でオープンポジション求人は職種や職務範囲・業務内容、条件などで入口を狭めていません。
こちらのように既に社内に確立しているポジションを複数提示している場合、自分の経験に合わせて応募してみるのも良いですね。

 
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たとえばエンジニア経験がある方は、エンジニア職の募集にプラスしてオープンポジションで経験が活かせる募集がないかを探してみると可能性が広がります。

また、選考を通してどのような業務をお任せするか探っていく場合もあります。
「未経験OK」のオープンポジションもあるので、「まだ自分の適性が分からない」という方はオープンポジションでチャレンジしてみても良いでしょう。

ポテンシャル採用

「オープンポジション」と似たような採用の手法・名称として「ポテンシャル採用」というものがあります。こちらも適性を見極めてどこに配属されるかが決まっていきます。
一般的に新卒・第二新卒の採用はポテンシャル採用の性質が強いです。入社するまで配属が分からないこともあるでしょう。

 
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ポテンシャル採用においてはスキルよりも熱意やお人柄が重視されます。経験・スキルを活かしたい方には向きません。

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障害者雇用枠におけるオープンポジション

障害者雇用枠の「オープンポジション」の場合、より障害特性に合わせて柔軟にポジションを用意し、仕事内容などを調整していくといった意味合いも強くもつことがあります。

聴覚障害をお持ちのAさんが「オープンポジション」に応募した場合…
  • これまで営業事務のスキルを積んできた
  • データ分析も得意
  • ただし、電話対応はできない

→応募先企業の「営業アシスタント職」では見積書作成に加え電話対応もすることになっているが、「オープンポジション」で応募してきたAさんに対しては「電話対応のない、営業のデータ分析をする事務」をお任せすることになった。

このようなことも起こりうるのが障害者雇用枠のオープンポジションです。

 
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障害者雇用枠においては一般的な転職市場よりもオープンポジションの比率が多い傾向にあります。

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障害者雇用のメリットデメリットを解明

オープンポジションのメリット&向いている人

オープンポジションのメリットやどんな人が応募するのに向いているかを確認しましょう。

自分にマッチするポジションが柔軟に用意される可能性が高い

オープンポジションの最大のメリットは適性をベースにポジションを検討していくことです。既存のポジションや求人に捉われずに活躍できる可能性を秘めています。

 
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「あと少しの配慮があれば働けるのに……」と悔しい思いをされてきた方はぜひオープンポジションをご検討ください!

選択肢が広がる

キャリアが浅い方も既にスキルをお持ちの方も「オープンポジション」を選択肢に加えると、応募できる求人の幅が広がります。特に障害者雇用枠のオープンポジションが多く用意されています。

 
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「絶対に事務職が良い!」と考えている方もオープンポジション求人の詳細までチェックして想定配属の部署に事務職ポジションがないかを確認しましょう。

ニッチな経験・職種が活かされることもある

専門職・研究職などそもそも募集が頻繁にはなく、募集のボリュームも少ない場合、これまでの経験・スキルが活かせる業界や企業のオープンポジションに挑戦してみても良いでしょう。

 
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「○○の部署は人手不足ではなかったが、そのような特別なスキルを持っているならぜひうちの会社に来てほしい!」とオープンポジションで転職を成功された例が多数ありました!

自分の適性を客観的に見てもらいキャリア形成に活かしたい人に向いている

現在お仕事を探している方の中には、「まだ何がしたいかはっきり分からない」という方も少なくはないでしょう。

「自分のコミュニケーション能力を活かせる仕事はなんだろう…?」と考えて、オープンポジションに応募した場合、接客業だけでなく顧客対応やコミュニケーション能力が必要とされる営業アシスタントなど企業ごとに様々な可能性を検討してくれることがあります。

 
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また「なんでも幅広く経験してみたい!」というゼネラリスト指向がある方もオープンポジションの応募に向いているといえそうです。

オープンポジションのデメリット&向いていない人

オープンポジションのデメリットは「必ずしも自分の希望通りのポジションにつけるわけではない」ことです。

自分の適性をうまく説明する必要がある

選考中はご自身の興味があること、志向性、「できる/できない」や「向いている/向いていない」といった自己開示は積極的にしていきましょう。
求人に書かれている応募条件をよく見ることも重要です。

 
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「計算を苦手としているのに”真面目さ”をPRしていたら経理の配属になってしまった!」といったようなミスマッチを避けましょう。

急いでいる場合は向かないことも

急募求人でない限り、「選考の中でじっくり適性を見極めていく」「ポジションを各部署に打診していく」などもあるので選考には時間を要する場合もあります。
「転職を急いでいる」という方はスムーズに進む場合もあります。

 
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転職をお急ぎの方はDIエージェントにもご相談くださいね。
「いつまでにどうなりたいか?」といったゴールに合わせた求人を紹介しています。

オープンポジションを募集する企業の意図を理解し「求めている人物像」を探ろう

ではなぜ企業はオープンポジションを募集するのでしょうか? その理由に迫ります。

幅広い職種で募集をしているから

オープンポジションを募集している企業は全社的に積極採用中であることも多く、様々なポジションが用意できる場合があります。

 
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事業が拡大している成長企業である可能性も高く、キャリアアップのチャンスです!

良い人がいたらいつでも採用したいから

特に人手不足を感じていなくても、「自社の成長に繋がりそうな人がいたらウェルカム」という会社もあります。この場合、オープンポジションであってもこれまでの経験やスキル、その会社にとっての即戦力になれることをアピールすると良いでしょう。

 
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この場合、そもそも求人サイトやHPでは募集が見つからない場合もあります。
非公開求人を多く持つエージェントに当たってもらうのがオススメです!

オープンポジション求人の探し方

それではオープンポジションの求人はどのように探せばよいでしょうか?
代表的な「求人サイト」と「エージェント」についてご紹介します。

 
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おなじみのハローワークはオープンポジションの求人よりも募集要項が細かく決められている求人の方が多いようですね。

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求人サイト

BABナビの「オープンポジション」検索画面
▲クリックして最新のオープンポジション求人を探す(外部サイト:BABナビ)

まずは「求人サイト」からオープンポジション求人を探す方法が挙げられます。
詳細検索から「オープンポジション」を検索してみましょう。

障害者雇用枠専門の求人サイトBABナビでは200件近くのオープンポジション求人が掲載されています(2022年6月現在)。

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エージェント

DIagentでは登録後面談をして志向にあった求人をご紹介し、内定までをサポートする。求人開拓も得意としている。

エージェントはみなさんのご希望を伺った上で、キャリアのプロであるアドバイザーがピッタリの職場を探してきてくれる、無料で使えるサービスです。
ご自身でオープンポジションの求人を探す必要はなく、「こんな企業のオープンポジションがあるのですがいかがですか?」と提案があるのを待っているだけでOKです。
障害者雇用枠専門のエージェントに何社か登録しておくことをオススメしています。

 
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なぜエージェントがオススメか?それはエージェントしか情報を持っていない非公開求人があるからです。

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売り込んでくれる可能性も!

特に障害者雇用枠専門のDIエージェントは「求人開拓」を得意としています。
一度登録しておけば、マッチする職種やオープンポジションで募集している企業に皆さんのことを積極的にPRしていきます。

 
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企業のことも精通しているので「Aさんは穏やかな社風に合いそうだな」と思ったらDIエージェントからその会社にアタックすることも!

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オープンポジションに応募する際の志望動機や注意点は?

オープンポジションはポジションが選考を経て確定していくので、選考書類の志望動機や面接で何をPRすべきか迷うかもしれませんね。
応募する前に注意すべきポイントを確認しましょう。

志望動機は企業を深く理解して

職種が不確定な中でも、その企業に惹かれるきっかけがあるはずです。それを自分の中でまずは整理しましょう。

さらに、その事業や企業理念などを理解し、ご自身の強みと結び付けることができれば良いPRとなるでしょう。

【志望動機例】
  1. 「これまで採用担当をしてきたので、人事ができる会社を探していました」
  2. 「これまで採用担当をしてきたので、その経験を活かして人事を相手にする人材業界を志しました」

①が必ずしも悪いわけではありませんが、オープンポジションでは必ずしも希望の配属が叶うとは限りません。
②のような「これまでの経験からどのような能力を活かせるのか」アプローチは効果的でしょう。

自己PRは再現性があることをアピール

「これまでコールセンターで働いていた方がホスピタリティの高さを評価されて秘書部門に配属される」、このようなことが起こるのがオープンポジションの採用です。

環境が変わった中でも成果を発揮できるのか、「再現性」をPRできると良いでしょう。そのためにはご自身が結果を出してきた具体的なエピソードをいくつか語れると説得力があります。

 
CA

志望動機や自己PRに迷ったら、ぜひエージェントへご相談を!

【オープンポジション求人例】テレワークOKも!迷ったら応募してみよう

パナソニック株式会社のテレワーク可オープンポジション求人
▲クリックして求人詳細を確認(外部サイト:BABナビ)

実際の求人例を見てみましょう。

パナソニック インダストリー株式会社のオープンポジション求人です。全社的な成長を見据え積極採用をしている企業で、DEI((Diversity, Equity & Inclusion))にも力をいれているので障害をお持ちの方にも広く門戸を開いています。
企業規模を活かし、幅広い仕事・ポジションが用意されています。またキャリアアップも叶えられる年収幅の設定があり、人気のテレワークができることも魅力ですね。
このようにオープンポジション求人には魅力的な求人が眠っていることが多数あります。

オープンポジションに対するイメージは湧いたでしょうか?

気になる求人があったらぜひ行動を起こしてみてくださいね! 「もっと詳しく知りたい」「なかなか合う条件が見つからないので、オープンポジション求人で良いのがないか探してほしい」という方はDIエージェントへもお気軽にご相談ください。


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