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透析通院とフルタイム勤務の両立に成功。50代で初めてのSPI対策も [転職成功事例 Vol.4]

DIエージェントを通じて転職に成功した皆さんのエピソードをご紹介します。
今回は、Mさんの転職エピソードです

プロフィール
Mさん 男性(51歳)
障害:じん臓機能障害(透析)
経験:大手IT企業にて社内教育を10年、人材育成施策の企画・運用を10年、ほか、医療機器商社にて総務や社内ヘルプデスク、医療系情報発信サイト運営企業にて取材・執筆・編集、講演をご経験。
就職先:金融系企業N社に入社決定

慣れ親しんだ職場で、突然転職の転機が訪れた

――まず、Mさんが転職活動を始められたきっかけを教えていただけますか?

前職で契約社員として働き始めて3年目の9月頃、今年度末を持って雇用契約が満期になることがわかりました。2018年から有期労働者の無期転換ルールが施行されました。前職では無期雇用社員は正社員と同じ条件で働く決まりになっていて、無期雇用社員への切り替えを希望する場合、勤務時間等を周囲に合わせる必要が出てきます。私はそれまで週3日、夜間透析通院のために16時に会社を早退していましたので、9~17時で週5日働くのは難しく、その場合契約は更新できないことに気が付きました。

――本来は労働者の雇用を安定化するためのルールが、透析通院を行うMさんにとっては不利になってしまったのですね。

最初はどうしていいかさっぱりわからなかったです。契約期間終了が半年後に迫っていましたので「まずは動かなければ」と思ったときに、知見のある人に相談した方がいいと考え転職エージェントに登録をしました。

――転職活動を始めるにあたり、おそらく不安だらけだったと思いますが特にどのような点が不安でしたか?

まず自分の年齢ですね。今年51歳になって、50歳をきれいにオーバーしていますので(笑)。また障害について自分で伝えるのは意外に難しくて、自分の障害が企業にどのように受け入れられるのか自分からはどこまで伝えていいのか最初は不安でした。そもそも透析の通院に合わせて早退することを会社に申し出ていいのかどうかも迷いましたし、人事は通院を許可してくれても配属先はどう受け止めるのかということもわからないし「誰に何から相談しよう?」という感じでした。

――転職エージェントに登録してからはいかがでした?

インターネットで転職エージェントを探し、DIエージェントのサイトにたどり着いたので試しに登録をしてみました。すると、すぐにカウンセラーの方から電話が来たので、現状を全て話しました。カウンセラーの方が聞き上手な方で、こちらが不安に持っていることを全て拾い上げてくれるように話を聴いてくれましたので、その時点で少し肩の荷が下りたような気がしました。

――キャリアカウンセリングではどのようなことを話されましたか?

カウンセラーさんから、転職市場の実状や選考対策のためにやるべきことを教えてもらいました。やはり自分の年齢は選考でネックになり得るということだったので、それは覚悟しないといけないと気を引き締めました。転職市場のありのままを教えていただけて良かったです。また私は適性検査やSPI試験を受けたことがなかったので対策した方がいいと言われました

苦手な人も多いSPI試験。突破のコツとは

――SPIは苦手、という方は非常に多いですよね。実際に、Mさんは対策をされましたか?

早い企業は書類選考の結果が2,3日で来ます。一次面接の前までにSPIを受験しなくてはならない企業もあるので、対策はすぐに始めた方がいいというアドバイスをいただきました。それですぐにSPI対策の問題集で解く練習を始めました。在職中でしたので普段より早起きしたり、出社前に15分くらいカフェで勉強したりしました。通院先で透析治療を受けている間も勉強したんですよ。透析中は少し眠くなるのですが、開始後1時間くらいは頭が回るので、その間は問題集を開くようにしました。

――透析中も勉強されたのですか。ストイックですね(笑)。ご在職中でもあったと思うので、大変ではなかったですか?

むしろ透析治療をしながら仕事していると、限られた時間の中でどう仕事を終わらせるかを毎日考えているので時間の有効活用は上手くいったと思います。

――他に、SPIの勉強のコツがあれば教えてください。

今は勉強の手段はいくらでもあると思います。SPIの解き方を解説しているYouTube番組を転職活動中に見つけました。映像なら頭に入ってきやすいので透析中あまり頭が回らない時もとりあえず見ておくとか、まず解き方を知ることは大事だなと思います。私も最初のうちは全く解けなかったのですが、勉強をしていくうちに面白く感じるようになりました。50代でも手遅れじゃないんですね(笑)。 あとは勉強してみて感じましたが、SPIって事務職の基本ですよね。割合の考え方や利益率、原価、割引率など事務職の仕事をする上での基本の要素を学べるので勉強しておいて損はないと思います。

自己応募とエージェント利用なら断然エージェント。その理由

――Mさんは今回の転職で始めて転職エージェントを利用されたそうですね。自分で企業に直接応募する場合との違いはありましたか?

エージェントを利用する方が断然良かったですよ。企業からのフィードバックが聞けるので努力すべき方向性がわかることが一番の違いです。例えば面接では、自分では「これが正解だ」と思って自己PRや志望動機を話しても、それが本当に正しいのかどうかはわからないじゃないですか。DIエージェントでは、面接後に必ずカウンセラーさんが電話を入れてくれて「面接官の方がこんな点を評価されていましたよ」と面接官のコメントを教えてくれたので「あ、ここは良かったんだ」とか「こういう視点で話した方がいい」とか、次の面接に向けての対策がしやすかったです。

――確かに。それは自己応募との大きな違いかもしれないです。他に違いはありましたか?

カウンセラーさんからアドバイスがもらえる分、やはり選考の通過率も高まると思います。転職に関する情報はインターネットで調べれば大量に出てきますが、逆に何が正解なのかがわからないこともあります。履歴書・職務経歴書の書き方ひとつとっても「手書きじゃないとダメ」とか「書き間違えたら一から書き直すべき」と教えるサイトがいまだにあるんですよ。そうかと思えば「PC作成で全く問題ない」と教えるサイトもあって、転職活動に慣れていない人からしたら迷ってしまいますよね。私も最初はネットの情報を信じて応募書類を作成してみたのですが、DIエージェントのカウンセラーさんに相談したら「もっとこうした方がいいですよ」と細かい点まで添削してくださいました。実は添削する前の書類で他のエージェントさんから応募したものは7社中1社も書類選考が通過しなかったのですが、DIエージェントから応募した3社はすべて書類選考が通過、うち2社は最終面接に進むことができました

――通過率100%ですか! 素晴らしい。ご入社が決まったN社の選考はどんな様子だったのですか?

N社は3次面接まであり選考フローが比較的長く不安もあったのですが、常にカウンセラーさんからアドバイスを受けていて不安は払しょくできました。心理的には落ち着いた状態で面接を受けることができて内定までスムーズに進みました。なんというか「自然に受かった」という感覚です。

――内定の条件面は満足のいくものでしたか?

はい。N社の対応が素晴らしく、私の透析通院のスケジュールに合う勤務形態の部署を先方から提案してくださいました。それまで私は週3日の通院日は早退するしかないと思っていたのですが「Mさんの場合シフトで所定の勤務時間帯をずらせる方が働きやすいんじゃないですか?」と、人事担当の方が勤務時間をずらしてフルタイムで働ける部署を選定してくださいました。私にとってどのように働くことがベストなのかを、カウンセラーさんが一緒に考えてくれて、それをN社に伝えていただいたからこそ、こういった配慮がいただけたのだと思います。自力ではまずN社の求人を見つけ出すことも難しかったと思います。

働くこと、治療を受けること、どちらも大事

――ご自身のご転職活動の経験を通じて感じたことがあれば是非教えてください。

働きながら治療を受けていて私が思うのは、働くことも治療を受けることもどちらも大事だ、ということです。身体が一番大事だからと、治療に目がいくことは当然のことだと思います。ですが病気のことだけ考えると鬱々としてしまうと思うんですよね。気持ちで負けてしまうというか、自分は人工透析治療を一生続けなくてはならないのかと、現実に打ち負けてしまう。でも治療を受けつつもなんとか周りの人と同じように働くことができるという実感が持てれば気持ちのバランスが取れるんです。そのために一番大事なのはできることから習慣化すること。無理しては意味がないので、朝早く起きて勉強するでも、本を読むでもいいから、できることから習慣化して自分のペースを作っていく。そうすることで良いサイクルが生まれるのではないかと思います。

――素晴らしいですね。就業や転職活動に限らず、人生において大切なことのように思います。

はい。それが「病気に負けない」ことにも繋がるのかなと思うんです。病気のことだけを考えると滅入ってしまいますし、透析治療を始めた当初は私も実際に鬱々とした状態でした。ですが転職活動時の勉強をきっかけに新しい世界を知る楽しさがわかったように、そこから脱する手段は、自分から新しいことを身に付けていくことではないかと思います。

――ありがとうございます。Mさんであれば、きっと入社後もやりがいのある毎日をお過ごしになることと思います。今後も応援しています。

Mさんを担当したカウンセラー K. A
接客業や営業職を数社で経験後、人材紹介事業会社のオフィスサポート部にて精神障がいの方の指導員に従事し、業務切り出しや業務研修、毎月の評価面談を経験。「誰もが働きやすい社会にしたい」という思いからD&I(DIエージェント運営会社)に入社。キャリアカウンセラーとして20代~50代まで幅広い年齢層の求職者を担当。

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